小学生の接し方

子どもの成長の過程において、小学生と中学生以降では大きく成長の性質が異なるため、子どもへの接し方や教育の方法を変えていく必要があります。

子どもへの接し方や教育の方法は、もちろん中学生以降であっても子どもの年齢や環境、または子どもの状態に応じて、変化させていかなければなりません。

しかし、小学生という期間に関しましては中学生以降の成長の過程と大きく異なる部分があります。

◆小学生への接し方のポイント

小学生の子どもを育てるときに最も大切にしていただきたい事は、「が自分でできること、できないことを把握すること」です。

でも、これはとても難しいことです。

小学生の子どもの成長過程では、「昨日はできていたのに、今日はできなくなった。」ということが多々あるからです。

一度出来たからと言って、それが「子どもに身についたもの」と考えてしまうと、次に出来なかった時に「なんでできないの」というイラ立ちに繋がってしまうこともあります。

「やればできるでしよ。」
「この前はできたでし・・・。」

しなければならない事や出来る事を子どもに押し付けてしまうと、子どもは「できない自分」を演じることで親の期待を下げようとすることがあります。

逆に、「親の期待に応えたい」という思いが強いからこそ、「応えられる期待」を親が向けてくれるように本能的に振る舞いを変えていくようになるということです。

子どもが「できない自分を演じる」というのは、小学生の時は環境に適応できるように本能的に行っている振る舞いです。

しかし、これが習慣づいてしまうと「できない自分を演じる」癖となり、中学生以降に自分に自信を持たない言動をする性格になってしまう場合もあります。

「思考は言動に、言動は習慣に、習慣は性格に、性格は運命になる」

という言葉があります。自分に自信を持てず、消極的になってしまうこと自体が悪いことだと単純に言える訳ではありませんが、「子どもには、自分に自信が持てず消極的になって欲しくない」と願う親御さんもたくさんおられるかと思います。

小学生の子どもと接する時に大切になるポイントは・・・

出来るときの状態と出来ないときの状態などを含めた、子どもにとって「身についている」ことと、「身についていない」ことをしっかりと把握していくことになります。

そして、それを把握した上で、「親として手助けすること、子どもに自分で取り組ませること」に適度なバランを散ることです。

「自分でできるようになって欲しい」という期待がたくさんあるとは思いますが、一気になんでも自分でさせようとすると子どもにとっては大きなストレスになってしまいます。

子どもが耐えられるだけのストレスにしつつ、かといってストレスフリーになり過ぎないように、バランス良く手を差し伸べられたら良いかと思います。