言うことを聞かない小学生

多少のわがままでしたら、可愛いものですが、ついつい相手にしたくなってしまうものです。

しかし、毎日のようにわがままを言われると、さすがに疲れてしまいます。

「どうしてわがままばかり言うのだろう。」「ちゃんと言うことを聞いてよ。」と、イライラしてしまうこともあるでしょう。

イライラしてカッとなって怒ったものの、なかなか言うことを聞かないのでさらにイライラしてしまう。悪循環です。

◆言うことを聞かない小学生への接し方のポイント

ある日突然子どもが言うことを聞かなくなることがありますが、なぜでしょうか。

「反抗期を向かえたからだ。」と考えている方も多いはずです。本当にそうでしょうか。

●子どもの話を聞いていない。

子どもが親の言うことを聞かない場合、それはあなたが子どもの話に耳を傾けていないからかもしれません。

あなたは、子どもの話をしっかりと聞いていますか。

自分の意見を押しつけたり、子どもが何か言おうとしたときに「それは違うでしょ。」「いいから話を聞きなさい。」などと言って、子どもの話をさえぎったりしていませんか。

小学生の子どもは、長時間人の話を聞くことができません。

どうしても、よそ見をしたり周りに気を取られたりしてしまいます。

しかし、大人は子どものこのような性質に気づいていないことが多いです。

「子どもが言うことを聞かない。」とイライラし、一方的に叱りつけてしまうことがあります。

子どもは長時間話を聞くことができないのです。

このことをしっかりと頭に入れておきましょう。

また、子どもを注意する場合は、まず子どもに話をさせるようにしましょう。

子どもの話を聞きながら、良くなかったところは「そこは良くなかったね。」「ここは気をつけようね。」と言うようにします。

聞き役に徹しながら、良くなかったところを注意するようにするのです。

そうすれば、子どもは自分が話をすることができるので、集中してあなたの話を聞くことができるようになります。

 

●親のの言うことや態度がコロコロ変わる。
あなたは、そのときの気分で怒ってしまったり急に優しくしたりしていませんか。

あなたが態度をコロコロ変えてしまうと、子どもは何を信用していいのか分からなくなってしまいます。

また、親のこのような態度は、子どもにとって非常に理不尽です。

これでは、子どもはあなたの指導に納得することができません。

結果的に、反抗的になってしまうのです。

あなたが子どもを叱る時、その指導に一貫性がないといけません。

叱るときは叱る、褒めるときは褒めるというメリハリが大切なのです。

 

●別のことをしながら話をしている。
あなたは、家事や自分の仕事をしながら子どもの話を聞いていませんか。

子どもは、あなたのそのような様子をじっと観察しています。

普段あなたがそのような態度を取っているのに、子どもにちゃんと話を聞きなさいというのは無理があります。

子どもは、親の影響を非常に受けています。

親が別のことをしながら話を聞いていれば、子どもも同じようになってしまうのです。

また、子どもを叱るときも同じです。

忙しいからといって、家事を行いながら叱る親がいます。

これでは子どもにあなたの「真剣な気持ち」が伝わりません。

そのため、子どもはちゃんと話を聞こうとしなくなってしまうのです。

また、叱るときに大声で怒鳴りつけるだけの親御さんもいます。

威圧するのと子どもを叱るのは違います。

叱るときは子どもの目線に合わせ、落ち着いて話をするようにしましょう。

 

●子供の人格を否定している。
たとえどんなことがあっても、子どもの人格を否定してはいけません。

子どもの全て悪いといったような叱り方をすると、子どもの自尊心が傷ついてしまい、「どうせ自分はダメ人間だから・・・」というように、自分に対して諦めるようになってしまうのです。

「ダメでしょ。」「ホントダメな子だね。」というように、「ダメ」という言葉をよく使ってしまう方は要注意です。

 

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